くらしの寺子屋塾
夏を乗り切るヒント発見!夏至の風習に学ぶ夏バテ予防食

今年は6月21日!
一年で最も昼の時間が長くなる夏至。昔の人にとって田植え作業を始める目安でした。田植えを無事に終えると、豊作を願って特別な食べ物を用意したそうです。
地域に伝わる食文化には、夏を元気に過ごす知恵がたくさん!
全国各地:冬瓜
体を冷やす効果があることから、農作業で疲れた体を労わるために食べられていました。

夏バテ予防ポイント
カリウムなどのミネラルが豊富。体の熱を冷ます効果が。
関西地方:タコ
「苗がタコの足のようにしっかりと根を張りますように」という願いを込めて食べられていたそうです。

夏バテ予防ポイント
疲労回復に役立つタウリンが含まれ、高たんぱく質で、体力維持に!
奈良県・大阪 河内地方:半夏生餅
田植えが終わる時季に、田の神様への感謝を込めて、きな粉餅を食べる風習が伝わっています。

夏バテ予防ポイント
きな粉は食物繊維が豊富。腸内を整え、栄養吸収率アップ!
三重県:ミョウガ
田植えを終えた労いの意味を込めて、この時季に旬を迎えるミョウガが食べられたそう。

夏バテ予防ポイント
胃の働きを高め、消化を助ける成分が含まれています。
福井県:焼き鯖
かつて殿様が田植えを終えた農民たちを労い、鯖の丸焼きを配ったことがはじまりとされています。

夏バテ予防ポイント
体力低下を防ぐのに役立つオメガ3脂肪酸が豊富!
京都府:水無月
氷を食べて暑気払いをする風習がありましたが、氷が貴重だったため、氷を模して作られたそう。

夏バテ予防ポイント
小豆のビタミンB1が、糖質をエネルギーに変え、疲労回復!