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更新日: 2025.05.08

くらしの寺子屋塾

夏を乗り切るヒント発見!夏至の風習に学ぶ夏バテ予防食

今年は6月21日!

一年で最も昼の時間が長くなる夏至。昔の人にとって田植え作業を始める目安でした。田植えを無事に終えると、豊作を願って特別な食べ物を用意したそうです。

地域に伝わる食文化には、夏を元気に過ごす知恵がたくさん!

全国各地:冬瓜

体を冷やす効果があることから、農作業で疲れた体を労わるために食べられていました。

夏バテ予防ポイント

カリウムなどのミネラルが豊富。体の熱を冷ます効果が。

関西地方:タコ

「苗がタコの足のようにしっかりと根を張りますように」という願いを込めて食べられていたそうです。

夏バテ予防ポイント

疲労回復に役立つタウリンが含まれ、高たんぱく質で、体力維持に!

奈良県・大阪 河内地方:半夏生餅

田植えが終わる時季に、田の神様への感謝を込めて、きな粉餅を食べる風習が伝わっています。

出典:農林水産省「にっぽん伝統食図鑑」

夏バテ予防ポイント

きな粉は食物繊維が豊富。腸内を整え、栄養吸収率アップ!

三重県:ミョウガ

田植えを終えた労いの意味を込めて、この時季に旬を迎えるミョウガが食べられたそう。

夏バテ予防ポイント

胃の働きを高め、消化を助ける成分が含まれています。

福井県:焼き鯖

かつて殿様が田植えを終えた農民たちを労い、鯖の丸焼きを配ったことがはじまりとされています。

夏バテ予防ポイント

体力低下を防ぐのに役立つオメガ3脂肪酸が豊富!

京都府:水無月

氷を食べて暑気払いをする風習がありましたが、氷が貴重だったため、氷を模して作られたそう。

夏バテ予防ポイント

小豆のビタミンB1が、糖質をエネルギーに変え、疲労回復!