更新日: 2025.11.10

くらしの寺子屋塾

結ぶ?持って帰る?
おみくじマナー

初詣の楽しみの一つでもあるおみくじ。でも、引いたおみくじを神社に結ぶのか持って帰ってもいいのか悩む人は多いのでは?
そこで、おみくじに関するマナーを解説します。

おみくじの由来

国の祭政に関わる重要事項を決める際、神様のお告げを伺うために木片や竹片などに記された籤(くじ)を引いていたことが、神籤(みくじ)の起源と言われています。また、現代のおみくじは、平安時代に天台宗延暦寺の高僧が考案したものが原型となっています。

おみくじを引くタイミングは参拝後

おみくじは神様・仏様からいただくお告げです。神様・仏様にご挨拶をした後に、おみくじを引きましょう。

一般的なおみくじは七段階

気になるおみくじの順番ですが、公式な見解はありません。一般的には七段階に分かれていて2つの考え方があり、神社やお寺によって異なるため直接聞いてみてもいいでしょう。

おみくじは結んでも持って帰ってもOK!

「縁を結ぶ」という意味合いから、神社やお寺に結ぶことは縁起がいいと言われています。また、手元に残しておきたい場合は持ち帰っても問題ありません。吉凶に左右されず、神様・仏様からのお告げをしっかりと読んで心に留めることが大切です。

結ぶ場合

  • 所定の場所に結ぶ
  • 木を傷める恐れがあるため木に結ぶのはNG

持ち帰る場合

  • 大切に保管する
  • 一年ほどでお焚き上げする